乾燥は肌の大敵。肌が乾燥すると、くすみや小じわ、シミなどさまざまな肌トラブルが目立ちやすくなります。
みずみずしくすこやかな肌を保つためには、肌に適度なうるおいを与えることが大切です。
そこで活躍するのが「保湿化粧水」。
化粧水をつけるベストなタイミングを知っておくことで、よりあなたが理想とするお肌に近づけます。
化粧水を使う適切なタイミングや使い方について解説します。
化粧水の役割とは?
一般的に、化粧水の80〜90%を占めている主成分は精製水です。
そのほかに保湿成分や美肌効果のある有効成分などが含まれています。
化粧水は肌に水分を補給して乾燥によりかたくなった肌を柔らかくするだけでなく、化粧水のあとに使用する乳液やクリームの浸透を助ける働きもあわせ持っています。
洗顔後に化粧水を使う
洗顔後すぐの肌に化粧水をつけることが多いですが、理に叶っています。
洗顔後の肌は、皮脂汚れなどが落とされていますが、洗顔時に肌の持つ潤いも洗い流されてしまっています。
何もしないと肌の水分が蒸発してしまい乾燥が進みます。放置すると化粧水が馴染みにくなることも…。
そうならないように、乾燥する前に化粧水で失われた水分をすばやく補給する必要があります。
化粧水の種類は4種類!
化粧水の主な使用目的は保湿ですが、化粧水でも種類が豊富です。
・導入化粧水→乳液やクリームの効果を高める
・ニキビ用化粧水→ニキビケアに特化
・収れん化粧水→余分な皮脂を抑える
多くの方が使っている保湿化粧水は、みずみずしく潤いのある肌に導くために保湿成分を多く含んでいます。
他にも乳液やクリームの浸透率をアップさせるために、保湿化粧水の前に使用する導入化粧水。
ニキビケアに特化した成分が配合されているニキビ用化粧水。
肌を引き締めて余分な皮脂の分泌を抑える収れん化粧水などがあります。
自分の肌質や目的に合わせて化粧水を使い分けることで、効果的なスキンケアが行いましょう。
化粧水を使うタイミングはいつ?
肌に潤いを届けるためにも、化粧水を使うタイミングが大切です。
化粧水を使用するのは主に朝晩の2回、それぞれ適したタイミングでつけるとその後の肌状態を良好に保てるようになります。
朝に化粧水を使う
朝の場合は、洗顔後につけるようにしましょう。
意外にも寝ている間に皮脂や汗、雑菌が肌についてしまいます。
汚れや雑菌は肌トラブルを引き起こす原因になるため、しっかりと落とすことが重要です。ぬるま湯だけでもほとんどの汚れが落ちるので、しっかり洗顔しましょう。
洗顔後は毛穴が開き肌の潤いが流れてしまっているため、化粧水ですぐに失われた水分を補給を忘れずに。
→10分くらい後に、化粧水の潤いが肌に行きわたり肌のキメを整えてくれます。
化粧水をつけて10分経過後にメイクを始めるとファンデーションがヨレにくく、均一に伸びてメイクがきれいに仕上がりますよ。
夜に化粧水を使う
夜はお風呂上がりにつけるようにしましょう。
入浴後は髪を乾かしたり、飲み物を飲んだりなどの行動を先にしがちですが、スキンケアも大切になります。
肌の潤い成分が流出しているため水分補給が必要ですし、肌が適度に温まり化粧水が浸透しやすい状況だからです。
化粧水の適切な量について
一回に使用する化粧水の量は、基本的に使用する化粧水ボトルに書かれてある説明に従うことをオススメします。
種類によって適切な使用量はさまざまですが、一回に使う量は500円玉大くらいが目安といわれています。
しかし、あくまでも一般的な適量になるため、肌質や肌の状態に応じて適した使用量が変わってきます。
適量がわからないときは、一般的な使用量である500円玉大くらいの量を肌になじませてみましょう。
その後の肌感触を確かめてみてから、重ねづけするなどして量を調整すると良いですよ。
化粧は素手よりコットンがおすすめ?
化粧水をつけるときに、素手かコットンか悩むところですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
コットンの場合→肌に均一に濡れる、化粧水の量が多くなる
結論から言うと、素手やコットンでも好きなほうで大丈夫です。
大切なのは肌質や状況に合わせた使い方!
詳しくは下記の記事で紹介しています。
最期に「乳液」「クリーム」で保湿を忘れずに!
「化粧水は肌から失われた水分を補給して、キメを整えたり潤いを与えたりするもの」と説明をしてきました。
さいごは、化粧水によって与えられた水分を留めておくために「乳液」や「クリーム」で上からフタをすることが重要です。
乳液やクリームに含まれる「油分」を与えることで、肌をしっかりと「保湿」することができますよ。
肌にハリとツヤ感をプラスし、日中受けたダメージやストレスを緩和してくれる乳液やクリームは、肌にとって大切な役割を担っています。
潤いあふれる魅力的な肌を手に入れるためにも、スキンケアの仕上げに取り入れましょう。